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小野様 LIFEの皆様
(つづき)
小野さん:
単純に考えて、システムの各部分同士の、動的な相関のようなものを
考え、結び付きの強い集合を検出することなどをイメージしているの
ですが..
飯田:
相関でなく,相互作用を一般的な形式で捉えることが重要だと考えます.
相関は「結果」であって,「原因」を指すものではありません.小野さん
が知りたいものが,私と同様,「まとまり」を生じさせる原因となるシス
テムの構造ならば,相関よりは,相互作用を記述して扱えるようにする方が
もっと,インパクトのある仕事になると思います.
いかがでしょうか?
以上
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"Life and Evolution '98"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305-8501 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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