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関係各位
関係する方がいらっしゃると思いますので、ご連絡いたします。
以下転載
総合研究大学院大学では「新分野の開拓」の共同研究プロジェクトがあります。その
一環として下記の研究会を開催します。最近研究会がやや多発気味で、あまり突っ込
んだ議論のないまま疲れている状況があるように思います。今回は、二人の方にたっ
ぷり思うところを話して頂くと共に、議論を中心にしたいと考えています。したがっ
て、若い院生、研究者の参加を特に望みます。旅費、滞在費は支給できますので、参
加希望者は1月16日までに北原宛連絡下さい。
日時:1998年3月9日(月)14:00-3月11日(水)12:00
場所:葉山の総合研究大学院大学
内容:テーマ「非平衡統計物理の枠組みの拡張の可能性を探る」
非平衡系における熱力学(測定の直結)と微視的ダイナミクスとのギャップは埋って
いるのか、どうか、特に、輸送係数に関する線形応答理論の基礎、非平衡系(開放系
)と孤立系の相空間構造の相違などの問題がある。さらに、生物など複雑系に対して
熱力学のような現象論が可能かどうか、ということを問題としたい。
講演(4時間もの)と討論ならびにポスター発表からなる。
講演は二つ、
清水明(東大)「メゾスコピック系の非平衡統計物理」
1.素朴な「厳密計算」の破綻
2.応急処置
3.種々の批判
4.ミクロな理論と熱力学的議論を併用する理論ー簡単ヴァージョン
5.久保公式に対する疑問ーどうしても熱力学的力が出ちゃうじゃん!
6.新たな疑問ーそれじゃあ、揺動散逸定理はどうなるの?
7.ミクロな理論と熱力学的議論を併用する理論ー本格ヴァージョン
佐々真一(東大)「熱からみた非平衡統計物理」
開放系だけでなく、従来の非平衡統計力学と違った視点を提示したい。
連絡先:東工大・北原和夫
fax 03-5734-2445かメールで
参加希望の方は、氏名、所属、学年、職名、旅費滞在費の必要の有無、を1月15日迄
にお知らせください。
ここまで
University Address
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Katumi ITOGA ,M2 (special field: Physical Chemistry)
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THE UNIVERSITY OF TSUKUBA
DEPARTMENT OF CHEMISTRY
TSUKUBA,IBARAKI,305 JAPAN
Tel 81-298-53-4224
Fax 81-298-53-6503
E-mail itoga@***.***
itoga@***.***
itoga@***.***
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井戸賀 和美 (いとが かつみ)
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