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荒様 LIFEの皆様
荒さん:
Carpenter EJ, Lin S, Capone DG.
Bacterial activity in South Pole snow.
Appl Environ Microbiol. 2003 Oct;69(10):6340-1;
PMID: 11010907
まだ全文は読んでいませんが、氷点下の不凍湖というものがあるそうで、そういう場
所
で生育しているのかもです。追試的な論文があったら教えてください。
飯田:
情報有り難うございます.属名は
http://aem.asm.org/cgi/content/full/66/10/4514
で読めました.
Deinococcus, an ionizing-radiation- and desiccation-resistant genus
耳慣れない名前です.
−12℃?−17℃で光を当てながらの培養で,核酸,タンパク質合成活性が見られ
ています.(そうなると−18℃の食品保存基準,微妙?)
好熱細菌がLCAの候補として注目されているわけですが,低温環境も次のような意
味で,面白いですね.
(1)生きているって何?
素朴に,どこまで化学反応速が低下すると「物質」で,どのくらい速くなると「生き
てる」の?
(2)どの反応がクリティカルなの?どの系から閉じてゆくの?
キナーゼ?,イオンポンプ?
(3)超低温細菌が低温に強いわけは?
特定の系がかわっているの?全体なの?単に凍りにくいだけなの?
飯田一浩 総研大
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