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荒様 LIFEの皆様
>http://www.bms.ed.ac.uk/research/others/smaciver/Bacteria%20Inv.htm
この3番目のサイトは、分かりやすいですね。
O−157騒ぎの時に、詳しく調べたつもりででいました。その後さらに研究
が進んでいるんですね。当時は、接着因子、ベロ毒素、リステリア様の
細胞侵入ぐらいの話でしたが、type-III分泌システムというのは有りません
でした。どうもありがとうございます。
よく考えてみるとリステリアや赤痢菌、病原性大腸菌が
細胞内で分裂増殖するということは、細胞内から栄養を得ているという
こと、おそらくとても利用しやすい栄養が豊富にある環境に移動するという
ことなので、消化はともかく、べん毛運動以外にも積極的に栄養を求める
仕組みを獲得していることは間違いないですね。
しかも、この細胞内侵入システムや、ベロ毒素はどうもプラスミド伝達
で大腸菌が獲得したらしいこと。大腸菌の身になってみると(^^;)、
これは馬車にガソリンエンジンがくっついた、みたいな
システムがモジュールで飛んできたみたいな、、、凄いおいしい話。
(でも、力を持ったばっかりに、抗生剤でたたかれるわけですが。)
飯田一浩
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Kazuhiro Iida, PhD
Center Researcher, Hayama Center for Advanced Studies,
The Graduate University for Advanced Studies( SOKENDAI ).
Shonan Village, Hayama, Kanagawa 240-0193 Japan
TEL: 81-46-858-1538 ( Yukawa-office )
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