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[life:00961] Re: Nature article: Hypercycles, BIF |
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AUTHOR |
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Kazuhiro Iida <iidakek@***.***> |
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横林 様 LIFEの皆様
横林さん:
> 分子認識といっても低レベルなものからDNAの塩基ペアのよ
> うに高度なものまでいろいろあり、決して常にはっきりと
> 分子認識があるないと区別できるわけではありませんが、
> 以上の例はお解りいただけるでしょうか。
飯田:
原子が数個の場合と,数千個の場合で前者は立体構造が無くて
後者はある.前者の電子配置はあいまいで,後者は決まっている
というからには,他に何か峻別する視点が必要です.
横林さんが,これは分子認識で,あれは違うという際の基準は
何なのでしょう?例えば,構造の複雑さ??とか??
この点が,定量的にキチンと示されるものならば,主張1は
取り下げる可能性あります.
横林さん:
> してくるほどのこととは思えません。分子認識があるかど
> うかで片付くことです。
飯田:
分子認識が,すばらしく切れ味の良い指標であるならば,定量的に
示して下さることを期待します.どうも,この「分子認識」という
概念が曖昧なために,意見のすれ違いが生じるようです. :)
飯田@NEC基礎研究所
--
Kazuhiro Iida, "Life and Evolution '98 --> "
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305-8501 Japan.
Phone +81(298)50-1142, Facsimile +81(298)56-6136.
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