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高橋 様 小野様 LIFEの皆様
(続き)
高橋さん> じゃあ、議論の端緒として:
>
> 空間構造を考慮にいれたシミュレーションとして、すぐに考えつくのは
> 以下のようなものです。
>
> ・CA(Cellular Automata)、CML(Coupled Map Lattice)
> や有限要素法のようなイメージで空間を離散化して、
> 計算量的に力づくでシミュレーションする。
>
> E-Cellでいえば先ほど述べた細胞質内を1000個の部分系に分割する手法に
> あたります。
>
> この方法の有効度、問題点は何か、この方法以上にスマートな方法は
> どのようなものか、というところから皆様の御意見を伺って、議論を
> 始めたいとおもうのですがいかがでしょうか。
1000個のコンパートメントに関して代謝過程をシミュレート
しようとすると,かなりの計算になるでしょうが,スパコンやワ
ークステーションクラスタを使えば
1.おそらく現実的な時間内で計算可能です.
2.計算量というよりも問題は,
1)何が目的で,何を見るか
2)自然現象とのすりあわせが必要かどうか
3)必要ならば,それが可能かどうか
ではないでしょうか?
まず,高橋さん,小野さんはそのシミュレーションの目的
をどう置かれますか?
飯田@NEC
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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