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荒 様 LIFEの皆様
こんばんは. :)
>飯田: >にもかかわらず,自然界の存在は無数のタイムスケールで成り立つ法則に
> >従っている.そこに矛盾,誤差が生じる.そういうことではないでしょうか?
> >このように考えると,その長さが可変なタイムスケールを導入することが,
>
荒さん> タイムスケール自体をオブジェクト化(可変なら数値をもてるでしょう
か)
> してその挙動を調べられないのでしょうか。タイムスケール自体を数式表現
> できるのなら数学上は展開可能かなとも思うのですが。
飯田:考えてもみませんでした.
t' = t/T, T = f(t, ?)
Tはタイムスケール
f,g は 未知の関数,?は未知の独立変数みたくして,
dX/dt' とか考えるわけですか?
「時間のオブジェクト化」というイメージはいかに?
>飯田 >は,その対象物の持つ有限性,局所性ではなく,むしろ我々がフレキシブ
> >ルなタイムスケールを扱う方法を知らないという理由によると思います.
>
荒さん> これを読むと難しそうですが。
>
> 生物もタCムスケールが違うとまでは言えませんが、細胞の分裂回転速度は
> ものにより様々です。化学反応の速度は同じような気もしますが、同じ酵素
> でも生物種により反応速度は多少は違うでしょう。代謝の速度の違いという
> ものから何か構造が導き出されるかも知れませんね。
飯田:
酵素という要素の時間的な特徴から,それより高次の構造の特徴が
規定されるという意味ですよね.それは,そうだと思います.
虫の通信方式が決まると,その地平が決まるというのと同様の
理由でです.
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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