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荒@京大農です。
>先生のおっしゃる物理時間tは,特定の長さで区切られた時間と解釈いた
以前「Re: What is life?」で書いたソリトンのようなイメージとはこの
「特定の長さで区切られた時間」ということでよいと思います。(ソリトン
といっても朝日新聞程度の知識しかないのですが:情報通信関係の記事で
、これが光ファイバーの中を通って情報を運ぶというような記事)
>にもかかわらず,自然界の存在は無数のタイムスケールで成り立つ法則に
>従っている.そこに矛盾,誤差が生じる.そういうことではないでしょうか?
>このように考えると,その長さが可変なタイムスケールを導入することが,
タイムスケール自体をオブジェクト化(可変なら数値をもてるでしょうか)
してその挙動を調べられないのでしょうか。タイムスケール自体を数式表現
できるのなら数学上は展開可能かなとも思うのですが。
>は,その対象物の持つ有限性,局所性ではなく,むしろ我々がフレキシブ
>ルなタイムスケールを扱う方法を知らないという理由によると思います.
これを読むと難しそうですが。
生物もタイムスケールが違うとまでは言えませんが、細胞の分裂回転速度は
ものにより様々です。化学反応の速度は同じような気もしますが、同じ酵素
でも生物種により反応速度は多少は違うでしょう。代謝の速度の違いという
ものから何か構造が導き出されるかも知れませんね。
(Re: What is life?やRe: E-Cell向けの話ですね)
それでは。
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荒 武 (Takeshi Ara)
京都大学 農学研究科 農芸化学専攻 植物栄養学研究室
Tel : 075-753-6108 FAX: 075-753-6128
e-Mail : ara@***.***
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