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生命の起源 #1442 : LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life study
LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1442
DATE
02/26/2003 08:57:29 PM
TITLE
[life:001442] FW: 「計算科学」第6回公開シンポジウムのお知らせ
AUTHOR
Kazuhiro Iida <piyopiyo@***.***>
BODY


ご参考まで.

-----Original Message-----
From: Takashi Ishihara [mailto:ishihara@***.***]
Sent: Tuesday, February 25, 2003 4:26 PM
To: seminar@***.***
Subject: 「計算科学」第6回公開シンポジウムのお知らせ


複雑系関係セミナーの皆様:

第 6回「計算科学」シンポジウムが、以下の日程で行われます。興味を持た
れた方は、是非御参加ください(参加のためには登録をお願いします)。

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日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業
「計算科学」第6回公開シンポジウム

主催:「計算科学」研究推進委員会
日時:平成15年3月4日(火)
受付: 9:00?9:30
シンポジウム: 9:30?17:30
懇親会: 17:40?19:30
場所:名古屋大学シンポジオン会議室
参加費:無料
懇親会:4000円
参加登録〆切:2月20日(その後も受け付けますが、準備の都合上お早めに
お願いします。)
web page: http://www.fluid.cse.nagoya-u.ac.jp/workshop/cse-sympo/

開催趣旨:
空間における様々な理工学上の現象を高速計算機によって解明しようとする
分野は計算科学と呼ばれています。この分野の進歩は目覚しく、ベクトル型
や並列型スーパーコンピュータ等に代表されるハードウェアの進歩と、数値
計算アルゴリズムの進歩によって、最近20年間に計算速度が数百倍にもなり
ました。この驚異的な計算速度の向上によって、計算科学は基礎科学のみな
らず産業界においても有効性が確認されつつあります、次第に従来の実験的
アプローチに置き換わりつつあります。しかし、現実に起こる複雑な現象を
十分な精度で解析するには、現在の計算速度はまだ不十分であり、より一層
の発展が求められています。 以上のような背景のもとに、日本学術振興会
の未来開拓学術研究推進事業の一つの分野として「計算科学」が取り上げら
れ。理学および工学の諸問題の大規模計算に関わる第一線の研究者が集まり、
平成9年度より研究プロジェクトを開始しました。現在、ほとんどあらゆる理
工学分野において計算科学的アプローチが用いられて研究が行われています
が、本研究プロジェクトのでは、その中から計算科学を代表すると考えられ
る以下の重点課題を設定し、研究を行うこととしました。

(1)現在の最高速計算機であるテラフロップス(TFLOPS=1秒間に浮動小数点演
算を10の12乗回行える演算速度)級計算機が5年間に1?2桁高速化され、また
汎用化されること。
(2)新しい知見を容易に導入可能であり、上記のような高速計算機を最高に活
用できる大規模工学設計用ソフトウェアが開発されること。
(3)実験的なアプローチでは解明が不可能な大規模な問題、すなわち地球規模
解析および物質解析を取り上げ、有効な計算アルゴリズムが開発され、それ
が現実問題へ応用されること。

この様な重点課題を遂行するために、5プロジェクトが選定され(うち4プロジ
ェクトは昨年度終了)、現在、残る1プロジェクトの最終年度のまとめの段階に
はいっています。

「第6回計算科学シンポジウム」は、本研究プロジェクトで過去6年間にわたっ
て行ってきた「計算科学」研究の新展開について、その目的、手法、成果を集
中的に議論することを目的として開催されるものです。


プログラム:
平成15年3月4日(火)
9:00?9:45   受付

9:30?10:00   開会の挨拶
矢川 元基
(未来開拓計算科学研究推進委員会委員長・
東京大学大学院工学系研究科教授)
10:00?10:40  ADVENTUREシステムが先導する計算力学の変革
吉村 忍(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)

10:40?11:00  休憩

11:00?11:40  経路積分繰り込み群法の発展
渡辺 真仁(東京大学物性研究所助手)
11:40?12:20  第一原理からのタンパク質の立体構造予測シミュレーション法の開

岡本 祐幸(岡崎国立共同研究機構分子科学研究所助教授)

12:20?13:30  昼食

13:30?14:20  特別講演
多様な水のダイナミックスと反応
大峰 巌(名古屋大学理学部化学科教授)

14:20?15:00  融合型計算機システムHMCSの展開
朴 泰祐[筑波大学電子・情報工学系
(計算物理学研究センター)助教授]
15:00?15:40  GRAPE Project の現状
牧野 淳一郎(東京大学大学院理学系研究科助教授)

15:40?16:00  休憩

16:00?16:40  圧縮性方程式による非圧縮性乱流のDNS
西田 秀利(京都工芸繊維大学工芸学部助教授)
16:40?17:20  地球規模流動現象解明のための計算科学
金田 行雄(名古屋大学大学院工学研究科教授)

17:20?17:30  閉会の挨拶
稲垣 康善(名古屋大学大学院工学研究科教授)

17:40?19:40 懇親会
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石原 卓(ISHIHARA Takashi)
名古屋大学大学院工学研究科計算理工学専攻
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
工学部3号館(南館)323, Tel&Fax: 052-789-3716(ダイレクト)
ishihara@***.***


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