重症熱性血小板減少症候群(SFTS) Q&A

Q.どんな病気ですか?

A.マダニが媒介する病気で、人も動物も感染します。 (厚生労働省HP)
致死率が高い怖い病気です。

マダニに刺されると感染します。
SFTSを発症した動物に咬まれるなどしても感染する可能性があります。



Q.犬猫もかかりますか?

A. 犬猫も感染します。

数は少ないですが、血小板の減少など発症した犬猫の事例が報告されています。
マダニがいる野外で生活している犬猫、野生動物のイノシシ、シカなどの動物にも感染が広がっているようです。
ただし「感染」していても血小板の減少などの「症状」が出ることは少ないと報告されています。


Q.どうすれば予防できますか?

A.草むら、藪に近づかないようにしましょう。
また野犬、野良猫、野生生物と不用意に接触しないようにしましょう。

春先と秋口はマダニが特に大量に発生するので注意が必要です。

農作業などでどうしても入る必要がある場合は、長袖・長ズボン、首周りを覆うなどして肌の露出を最小限にしましょう。
衣服の上からダニ忌避剤を噴霧しておくのも有効です。
衣服や肌に付着したマダニを見つけたら刺される前に掻き落としましょう。
なお、2017年7月現在、ワクチンは未開発です。


Q.犬猫から人に感染しますか?

A. 感染の可能性が無いとは言えません。

平成29年7月24日厚生労働省の発表では、野良猫に咬まれることで人に感染する危険が指摘されました。 野良猫に咬まれた人がSFTSを発症して亡くなったケースが1例報告されました。咬んだ猫自体は調べられて いませんので確実ではありませんが、その危険にも注意しておくべきでしょう。

また、犬猫に付くマダニと同じ種類のマダニがSFTSを運びます。
犬を刺す前の小さなマダニは人を刺しますのでこれにも注意が必要です。

犬に小さなマダニ(※)がついているのを見つけたら、自分の肌や衣服につかないよう駆除しましょう。

犬のマダニ予防には散歩の後にブラッシングで小さなマダニを掻き落すのが効果的ですが、
掻き落したマダニが、飼い主様の足について刺すことがあります(体験談)。
ズボンの裾あたりは特に注意して、見つけたら除去して下さい。

できるだけ犬にマダニが付かないよう、定期的に駆虫薬、忌避剤を使いましょう。


※犬の血を吸ってイボのように大きくなったマダニは、すぐには人を刺しません。
※一度地面に落ちて何日かしないと吸血しません。


Q.マダニは、犬猫には無害なのですか?

いいえ、いくつもの犬猫の病気を媒介します。マダニ予防・駆除が大事です。

動物病院で、その子に合ったマダニ予防・駆除薬をお求め下さい(※)。

※市販の駆除薬の中には、犬猫が中毒する成分を含むものがあります。
※毎年、市販のノミ・マダニ駆除薬で中毒した犬猫が連れてこられます。


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