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飯田様、松浦様、LIFEの皆様、
早瀬＠アマチュアフラクタリストです。
飯田さん：
＞ＤＮＡの塩基配列が，フラクタル的だという話しは聞いた
＞ことがありますが，これとの関連でしょうか？
（これは初耳でした。）
＞ＤＮＡのフラクタル次元と，鉱物表面のランダム
＞フラクタルの次元が一致するとか？
うーむ、思っても見なかった発想ですね。どうなんでしょうか？
松浦さん：[life:00827] Re: Fractal Makes Life
＞結晶構造のフラクタル次元としてはどのくらいのものを？
私の持っているフラクタルの知識は、十数年前の素朴なものから全然
進歩していない為、今、やり直している所です。
（そもそもフラクタルの定義が分からない。）
Jens Feder, "FRACTALS" 1988,
邦訳「フラクタル」松下 貢他訳啓学出版1991年
を見ていました所253頁に
「分子吸着によって測定された表面のフラクタル次元
(Avnir et al.,1984)」
という表があり、その中に
2,97±0.01 Goodland high calcium rock, from Idabel, Okla.
2,90±0.01 Carbonate rock from groundwater test well,
Yucca Flat, Nevada
2.92±0.02 Soil(kaolinite, trace halloysite)
2.63±0.03 Mosheim high calcium from Stephens City, Va.
2.29±0.06 Soil(mainly feldspar quartz and limonite)
2.16±0.04 Iceland spar, massive calcite from Chihuahua, Mexico
という記述がありました。
Carbonate rockとは、炭酸塩 岩？のことか、炭化石（石炭？）のこと
なのか分かりません。
いろいろなものの生成の仕方によっては、フラクタル次元の非常に大き
いスカスカなものもあるようです。（有望、有望！）
古い記録なので今ならもっと色々計られている筈ですので更に探してみ
ます。
早瀬 友秋 hayase@***.***
http://www.pluto.dti.ne.jp/~hayase/
（この記事の元となっているアイデアは上のＵＲＬにのってます）
P.S.
９／３の読売夕刊に
「ＲＮＡワールド仮説の有力な証拠発見」
という記事が載っていましたね。
東大大学院工学系研究科渡辺公綱教授と新田至助手らが、
裸のリボゾームＲＮＡを合成し、これが転移ＲＮＡと結合し、
アミノ酸同士を連結させるペプチド結合を作ることを確認した、と
紹介されていました。
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