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Lifeの皆様.
>1. 3価の鉄の化合物だった場合,
>
> ☆→ 生成後,酸素に触れなかったことが明らかな場合(水と接触してない
>とか)
> なら酸素分圧比較的高かった言え
>
> → 触れた可能性がある場合,もとは2価に近い酸化鉄化合物だった可能
>性も残り,
大気中で酸化鉄が接触すれば3価になると思います.その速度がどの程度かは私は知
りませんが,地質学的なスケールより速いんじゃないかと思います.しかし人間のス
ケールよりは遅い.マグネタイとが存在できるのはその速度が小さいからだと思いま
す.この辺のことは調べてみないと正確なことが言えません.
>2. 2価の鉄の化合物だった場合,
>
> → 何らかの還元作用を受けた場合,元は3価だった可能性が残り,
>
> ☆→ 還元作用をうけていない場合は,生成時の酸素分圧が比較的低かった
>と言える
>
>(☆の場合が,信用できる場合.)
>
>という具合に判断すれば良いのでしょうか.
例えば,2価の鉄はたんぼの土の中に見いだされると,農学の人に聞いたことがあ
ります.たんぼの土壌はかなり還元的だと聞きました.稲を刈ったとのたんぼの土に
は青い2価の酸化鉄の層ができます.空気中に出してしまえば酸化されてしまうので
しょうが,水を含まなければかなり酸化速度は遅いと考えられますが,どんなもんか
を調べてみないと正確なことは言えません.化合物の種類によっても速度は違うと思
います.どなたかご存じでしたら教えて下さい.
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川村邦男
大阪府立大学 工学部 応用化学科
〒599−8531 大阪府 堺市 学園町1−1
電話 0722−52−1161 内線2356
ファックス 0722−59−3340
Dr. KAWAMURA Kunio
Department of Applied Chemistry
Osaka Prefecture University
Sakai, Osaka 599-8531, NIPPON (JAPAN)
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