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生命の起源 #875 : LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life study
LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
875
DATE
08/25/1998 06:02:06 PM
TITLE
[life:00875] Re: The day of origin
AUTHOR
Kazuhiro Iida <iida@***.***>
BODY


山口様 LIFEの皆様


> 山口さん:舌足らずでしたね、ごめんなさい。本川先生のスケール則の話ではなく、例えば
>    種の1世代をユニットとして時間をスケールをした時の生命概念のようなもの
>    スレッドを変えて後日。

飯田: そう,それですよ.「生命概念と物理スケール」でいきましょ.


> 山口さん:大賛成。「飯田の表」とでもよぶべき「たたき台」を流しては頂けませんか?

飯田:(仕事どんどん増えてうれしーなー ;_;)

んじゃ,「山口の改訂表」もよろしく.


> >飯田さん:
> >  それと,局所でも反応の進行にともなって境界条件が変わるような場合を
> >  指摘しておられますが,起原に関連するところでは,膜や凝集物の形成が
> >  見られるような場合でしょうから,境界条件がダイナミックに変化する場合
> >  に属しますね.
> 山口:自己再帰的である場合とそうではない場合と。
>    私の想定していたことは前者に属しますが、原始地球の環境を知れば知るほど
>    自己再帰的な境界条件を保つのは難しそうな気がしてきます。つまり3圏共存
>    という環境が常にバイオレントにかき混ぜられているような・・・

飯田:1.自己再帰的で「ない」境界条件は無いと思いますよ.例えば,どんな
     例があるでしょうか? 連続に進行するどのような反応であれ,
     言葉で説明しようとすると,かならず反応の結果が次の反応の境界条

     となり,自己再帰的にならざるを得ないのでは.:)

   (明示的な系構造でリカレンスが示される場合を除いて,遷移結果の再帰

    的を言う場合は,注意が必要.)

   2.3圏共存...
     これを全体系の視点でいうと,かき混ぜられるというよりは,
     かきまざるような系なんでしょうね.もとから.

     山口さんのイメージはとても深いので.


(明日へと続く :)


飯田@NEC
--
Kazuhiro Iida, "Life and Evolution '98 --> "
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305-8501 Japan.
Phone +81(298)50-1142, Facsimile +81(298)56-6136.
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