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前田様、LIFEの皆様
生塩@慶大 です。
> 前田さん:
> というか、情報を伝達するだけの意味なら二重らせんで存在しなくてはなら
> ないという必然性もないし、最初から二重らせんだったかどうかも断定でき
> ないように思うので、DNA自体は問題ないと思います。
> 問題は複製するときのペアリングできるかどうかだけじゃないかしらん?
生塩:
そうですね。仰る通り、初から二重らせんだったかどうかも断定
できないでしょう。二重らせんに拘っているわけでもありません。
しかし、生命の起原の候補として考えられている熱水噴出口付近
に生育する好熱性好圧性(好酸性もかな?)細菌を調べるのは、そ
れなりに意味があるのではないかと思います。
好熱菌も二重らせんに遊離端のない環状DNAでしょうし、実際、
GC含有量が高いようです。
DNAの複製や、DNAを鋳型とするRNAの転写において、2
本のポリヌクレオチド鎖が常時解離していても、全く、と言うか、
とりあえず、問題ないのものなのでしょうか? どなたか教えて
頂けるとありがたいです。
Aug. 20, 1998
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