|
荒様 ＬＩＦＥの皆様
> >飯田：
> >となると，トランスポゾンが運べる遺伝子の長さには上限が
> >あることになります．（たぶんけーさんできると思います．）
> >共生体から核に運ばれたと思われる遺伝子と，その上限の長さ
> >比べてみると，論文になるかも．．．どなたか一緒にけーさん
> >してみませんか．
>
荒さん：
> 最近シロイヌナズナでトランスポゾンの移動距離に関するお話がありま
> したが、こういう視点の話はないですね。面白そうです。
>
東大の石川統先生の書かれた本，
{石川統, 共生説 In: 講座進化２．分子から見た進化，東京大学出版会，
pp. 33-70,1992}
を読むと，遺伝子が，共生体から核へ移動したことは，ほとんど確からしい
のですが，その移動したと思われる遺伝子のサイズに関する記載
がありません．荒さんは，ご専門でおわかりになるでしょうか？
例えば，ＤＮＡポリメラーゼや，リボゾームの遺伝子サイズってだい
たいどのくらいでしょう．かなり大きいような気がするのですが，
計算した結果と比較して，かなり大きいようだと，共生説も
ちょっと考え直す必要がありそうな．．．．なんて，大それた
ことを考えております．
ところで，．．
シロイヌナズナって，あのかずさＤＮＡ研究所が，ゲノムの解析
をしている植物（ペンペン草）ですね．ええと，またまた恥をさら
しますが，移動距離って何でしょうか？
空間的距離でしょうか塩基配列上の距離でしょうか？
飯田＠ＮＥＣ
--
"Life and Evolution '98"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305-8501 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
----- |
|
|
