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高橋 様 LIFEの皆様
(つづき)
> 飯田:そこで非平衡状態にある反応系を扱う方法として非平衡
> 熱力学あるいは,非平衡統計熱力学を考慮する価値がでてくる
> と思うわけです.
高橋さん:
この御指摘は以前より何度かいただいておりますが、非常に興味があります。
僕としても当然この方向を模索中ですが、未だよい計算モデルが思い浮かび
ません。具体的にどのような計算モデルをお考えか御教示頂けませんでしょうか??
もうじき発行の VivaOrigino Vol.25, No4.
Iida, K. An Inverse Problem Approach to the Origins of Life.
(ページ番号はまだ不明です.至急でしたらお送りします.)
に大枠を書きましたので,ご参照下さい.
E−Cellと関連する部分を一口でいうと,流体モデルです.
この流体モデルを元に,その非平衡系を代表するρを導きます.
シミュレーションと平行して紙の上でも推論できるような枠組みに
組み上げてゆく予定です.:)
論文には,式が長くなるので化学反応が存在する場合を書いてませんが,
正直に書き加えてゆけば化学反応系の場合もキチンと書けます.
飯田@NEC,明日も雪らしいです.よーし,雪合戦やるべし.
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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