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松浦@JTS研究部です.
At 8:41 1/9/98 +0900, Miki MAEDA wrote:
>厳密最適解をある環境下でとった場合、環境の変化がおこるとその解はすな
>わち最適ではなくなる(もしかすると生存に対して非常に不利かも知れない)
>わけで、ということはそうならない機構が働いているのではないかというふ
>うに思います。ただある環境に固定された場合は確かにある範囲で最適にな
>るように変異している(古典的なダーウィンフィンチの例のように)ケース
>もあるわけなので、この2つの機構が複合化しているのではないのだろうか
>と個人的には考えています。
まえださんの考えてらっしゃることに近いもののひとつに,中立説が
あるように思います.中立説においては,表現型と遺伝型が1対1では
ないわけで,このへんに着目したシミュレーションを行なってみると,
多少の環境の変化にはけっこう頑健だったりします.
ま,シミュレーションはあくまでシミュレーションでしかないのですが,
私は情報系の人間なので,こういうロジックから何かおもしろい結果や
知見が導き出せれば,それで満足です ;-)
□■ 松浦 賢一 (株)ジャパンテクニカルソフトウェア 研究部
■□ matsuura@***.*** Reseach Department, JTS Co., Ltd.
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