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高橋 様 小野 様 荒様 LIFEの皆様
昨日のVゴールは凄かったですね!
夜更かししてしまいレスが遅くなりました. :)
> 規模が大きくなってきてこころぼそくなってきたので、
> 計算機が十分速くなるまでは地域に一つ程度のcomputing centerにおかれた
> ECELL serverに専用クライアントで接続する、というシステム設計も
> 視野にはいってきました。
確か,港区に本社のある何とかいうコンピュータ会社で
Cenjuという超並列マシンが公開されています.
申請すると使えるはずです.
http://www.hpc.uh.edu/cenju/Welcome.html
> > 2.計算量というよりも問題は,
> > 1)何が目的で,何を見るか
> > 2)自然現象とのすりあわせが必要かどうか
> > 3)必要ならば,それが可能かどうか
> > ではないでしょうか?
> >
> > まず,高橋さん,小野さんはそのシミュレーションの目的
> > をどう置かれますか?
>
> 僕としては、E-Cellの延長を考えているので、
> 細胞の代謝および遺伝子発現等のダイナミクスを十分な精度で
> シミュレートでき、かつ得られる情報のresolutionが
> 分子生物学者に十分であることを考えています。
> 分子生物学者がどのような実験を期待するかによるのですが。
> 具体的には物質の濃度勾配の推移が分かり、それが実際とそう変わら
> なければいいかとおもっています。
分子生物学者は,そのモデルをどう使うでしょうか?
(経験的にいうとですが,あまり使うとは思えません.)
むしろ,
1.モデルは,実験ができないか,非常に難しい部分を担当する
方が良いのではないでしょうか?
実験結果を総合して作るモデルの場合,個々のサブシステム
は新しいものを産むことはありません.
だとすれば,サブシステム間の相互作用とか,組織化の過程
とか,その辺に etwas neues を探す方が良いと思います.
それと,実験では,局所のエントロピー生成とか計測するのは
不可能ですが,E-cellなら,その値が直接見れます.こうした
ことが新しいと感じます.
飯田@NEC
--
"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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