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高橋 様 小野 様 LIFEの皆様
こんにちは,ちょっと前のメールに関してです.:)
> 小野さん:
> > 膜を外から与えるのではなく、代謝などと結びつけたモデルとして
> > 表すにはどの様な方法があるでしょうか?
>
> > 膜に相当するルールを外から与えてしまうのはやはり
> > なんとなく物足りないように思われます。
>
高橋さん> これは僕も当初から感じていたところで、なんとかうまくできないか
> 考えているところです。
>
> ケンブリッジ大学のグループ等は分子同士の相互作用を熱力学的に
> 計算して代謝系の一部をシミュレーションしているようですが、
飯田:恥ずかしながら,存じません.
このグループについて,教えていただけませんか.
高橋さん> E-Cell Systemが採用しているStructured Substance-Reactor Model
では
> System クラスのオブジェクトを使って位相的な空間を定義することができま
> す。基本的に木構造です。木の大きさと枝の数は無制限です。
> さて、膜の主要な機能を考えてみますと、
中略...
> 1. 3つのシステムA,M,Bを定義して、システムM上にあるReactorの
> 基質A上のSとし、生成物をB上のSと置くと膜の主要な機能である
> 物質輸送を実現できます。
飯田:リアクターが木の幹で,その枝の交換が物質の輸送,
というイメージで良いですか?
高橋さん> 2. AとBに跨がって物質を操作するReactorをM上のみにしか置かない
ように
> 徹底すれば、0又は任意の曲率の膜を位相幾何学的に定義できます。
飯田:???
高橋さん> 3. 膜オブジェクト自体にリン脂質やその他の膜形成分子の分子数か
ら
> 膜内部の体積を計算することができる機能を付加できるようになっていま
> す。
飯田:膜の体積が,いつでも計算できるわけですか?
イメージがつかめないもので,質問ばかりですみません.
ご指導の程よろしくお願いいたします.
飯田@NEC
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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