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大戸 様
こちらこそよろしくお願いいたします。
> > (1)目的
> > 生物らしい最小のシステム構造を定式化することです.
>
> 命ないしは生きている状態というのは、次の項目で述べられているように
> 多分に多階層的であり、「最小」ということは難しいでしょうね。私自身
> としてはマトゥラナ・ヴァレラ当たりの「オートポエーシス」なんかが好
> きですが、これも議論の対象になりえますね。
以前、さかんに紹介された折り
Principles of Biological autonomy F.J. Varela, North Holland, 1979
と長いことにらめっこしてました。Closureの考え方なんかは、おもしろい
んですが、具体性にかけるので、まだ完全に理解してません。
Journal of origins of lifeで何年か前に、生命の定義に関する
論文がでて、その中でオートポイエシスの有無を生命か否かの判断
基準にしてはといっていたそうです。原論文が手にいったら、簡単に
紹介いたします。
中略
> 「ウェット」に囚われない「生命システム」の概念であって欲しいと思い
> ますし、また、「ドライ」との垣根が取れていくことを切に願っています。
> ということで、自分としては「工学/システム論」に足場を置き、生物シ
> ステムを解析していくという立場になるでしょう。
>
> ということで、(2)の階層的アプローチではどうしても「ウェット」にな
> ってしまうので、(私的には)このような手法はとれないと思います。
「ウエット」の意味ですが、現実の物質によるシステムを議論するという
意味でしょうか?
> > # (運営から)
> > # LIFEのメールシステムコマンドは、majordomoなどと異なり
> > # Subject欄に記入します。すみません。よろしくお願いいたします。
> あと、個人意見ですが、MLの宛名に日本語の表記はしない方がよいのでは
> ないでしょうか?メールの経路によっては日本語が化けたりしますし、そ
> うなると、とっても長く、分かりづらくなってしまいますので、検討して
> ください。
検討させていただきます。(運営)
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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