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LIFEの皆様
大々的に報じられたのでご存じの方も多いかと存じますが、
カリフォルニアの塩湖で見つかったGAFJ-1という好塩菌株
が、なんとリン(P)の代わりにヒ素(As)を利用できることがわかった
そうです。DNAや他の分子に特徴的なP−O−C結合が
As−O−C結合に置換されていることは確からしいです。
(これをサポートするデータは、ICP−MS、NanoSIMS、
シンクロトロンをつかったMicro X-ray absorptionという
分析法で得られています。私、このところ数学的な仕事ばかり
しているので、最新の分析法は、どなたか解説お願いします)
文献は無料でダウンロードできました。^^;
生命というシステムは、CNOPS元素に制約されるという
暗黙の了解が、単に「暗黙の」了解に過ぎないことを再認識
させられます。起原研究にとっても、今後の進展が楽しみです。
飯田一浩@つくば市筑穂
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