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生命の起源 #1895 : LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life study
LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1895
DATE
04/12/2010 03:15:32 PM
TITLE
[life:001895] Re: Hubble Space Telescope
AUTHOR
Masayuki HIRAFUJI <hirafuji@***.***>
BODY


山岸様、飯田様

光速度不変の原理があるので、ますます納得しがたかったのですが、「グラフ用
紙を広げる」部分は一般相対論ですね。一般相対論で計算するとああなる、と
思っておくことにします。
アインシュタインが取り下げた宇宙項も最近は復活しそうな気配ですから、本当
はもっと混沌としているのかも(宇宙の年齢もどんどん延びているし)。
いずれにしても、深宇宙で生命が発生して伝搬したという説では、時間と距離を
一般相対論的に扱わないと(テンソルの添え字が難しげで良さそう)。


山岸 明彦 - san wrote:
> 平藤様
> 私も聞きかじり、読みかじりの知識ですが・・・。ご容赦願います。
>
> ビックバンの時には宇宙の大きさは極小さく(何ミリメートルか何光年かはわかりませ
> んが)、現在一番遠くに見える場所も現在太陽系のある場所(以下地球といいます)の極
> 近くでした。当時の宇宙はとっても小さかったという事です。その場所は光速に近い
> 早さで地球から遠ざかっているので、地球に到達するのに137億年かかってしまいまし
> た。ビックバンから5億年後に放射されて現在地球に到達した光が出たのは、従って宇
> 宙の大きさが5億光年の広がりになった時です。その時に出た光もその場所が光速
> の132/137の速度で膨脹している場所なので地球に光が到達するのに132億光年かかり
> ました。
>
> と私は理解しています。ひょっとして違っていたらごめんなさい。
> 山岸
>
>
> On 10.4.12 10:58 AM, "Masayuki HIRAFUJI" <hirafuji@***.***> wrote:
>
>> 飯田様
>>
>> 平藤です。
>> お久しぶりです。
>> あの番組を見ていて素朴な疑問が起こりました。ビッグバンが137億年前とす
>> ると、ビッグバンから5億年後に、この星から放出された光を観測しているわけ
>> ですが、5億年でこの星と地球は132億光年離れたことになります。
>> これでは、光速の26倍で離れたことになってしまう・・・。
>>
>> Kazuhiro Iida - san wrote:
>>> LIFEの皆様
>>> 昨夜のNHK、ハブッル宇宙望遠鏡の番組は、感動物でした。
>>> 光の速さが有限だから、ずーっと遠くを見ると132億年前までの宇宙の姿が見え
>>> るって! 理屈ではわかっても、何か不思議な感じがしますよね。世界の見え方が変
>>> わる壮大な研究成果です。生命の起原でも、ずーっと遠くを見ると進化途上の半生命
>>> 体が見えると良いのですが。。。。。そこまでは無理としても、太陽系外のいくつも
>>> の惑星の表面が見えるようになると、最低でも温度とか、水とかガス組成の変化とか
>>> 数億年分の時系列が見えてくるような気もしますね。天文学系の生命起原研究躍進に
>>> 期待。
>>> 飯田一浩
>>>
>>>
>>>
>
>
>
>

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Masayuki HIRAFUJI <hirafuji@***.***>
Head :Field Monitoring Research Team, NARC, NARO
Prof. :Field Informatics, University of Tsukuba

NARC (National Agricultural Research Center)
Tsukuba 305-8666 Japan
Phone:+81-29-838-7177 FAX:+81-29-838-8551

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