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飯田様
>>そういえば、病原性大腸菌は、毒素や針で相手の細胞膜を突き刺
>>して種々の蛋白質を注入して殺して、食べるという機能があります。
>>これは消化に該当するでしょうか?この過程はすごく複雑なので、
>なにか分解を補助するものを分泌しているかもしれません。
>
>恥ずかしながら初耳です。(臨床獣医師でもあるのになあ。)
>プラスミド伝達以外の繊毛の使い方ですね。
>この機能に関する検索キーワードって何でしょう?
Escherichia coli Finlay BB
Escherichia coli invasion cell
infection pili
とか
http://www.finlaylab.msl.ubc.ca/
http://www.cdc.gov/ncidod/eid/vol5no2/goosneyG.htm
http://www.bms.ed.ac.uk/research/others/smaciver/Bacteria%20Inv.htm
とか見なおしてみると、E. coliとSalmonella(相当近縁種)、infectionとinvasion
がちょっとごっちゃになっていたようですが(piliもややこしいうえに研究も日々
進んでいるらしく)、どれかのpiliがhost cellにくっついて蛋白を注入する図
(どのような実験で確かめられているのか覚えていません)をどこかの論文
で見た記憶が。その後、侵入するモデルだったかもしれませんが、最終的
にhostは死ぬモデルの図だったような(それだと消化とちょっと違いますね
・・・)。
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荒 武
かずさDNA研究所
takeshi@***.***
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