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荒様 LIFEの皆様
これら探査機に搭載されていたGCMSのサンプル採取方法はどうなっていたん
でしょうね?ラブロックさんは、質量比でモノマーとポリマーの関係が見つ
かることと生命の存在を関連づけていましたが。
大気中からのサンプリングだと、炭化水素系?植物性プランクトンが出す
DMS(ジメチルスルフォキサイド:この物質、以前「ハテナ」で紹介した
筑波大学生命環境科学研究科の井上勲先生に教わったのですが)とか見つけた
方がもっと直接的かも。
土壌からだと抽出装置もあるのかな?それとも、マトリクスふりかけて
いきなりレーザで撃ってイオン化しちゃうとか?TOF型MSは巨大なもの
しか見たことがないので、それは無理でしょうかねえ。
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Kazuhiro Iida, PhD
Center Researcher, Hayama Center for Advanced Studies,
The Graduate University for Advanced Studies( SOKENDAI ).
Shonan Village, Hayama, Kanagawa 240-0193 Japan
TEL: 81-46-858-1538 ( Yukawa-office )
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-----Original Message-----
From: Takeshi Ara [mailto:takeshi@***.***]
Sent: Thursday, March 22, 2007 10:35 AM
To: life@***.***
Subject: [life:001765] Re: Enceladus に原始のスープ?
飯田 様
荒です
>LIFEの皆様
>ご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、カッシーニが氷の塊と思われていた
>土星の衛星Enceladusで水と氷の噴煙を発見、その中にメタンや窒素
>炭化水素鎖等を検出したそうです。どうもコアで核分裂反応が起こっている可能性
>2008年のフライバイ時には、噴煙自体をサンプリングして分析予定。
太陽系内も未知のことがいっぱいですね。
PS
カッシーニ(のホイヘンス)もGC-MSを積んでいたのですね!地表探査機の
標準装備になっているのかな。
http://moon.jaxa.jp/ja/topics/cassini/huygens.html
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荒 武
かずさDNA研究所
takeshi@***.***
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