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生命の起源 #1522 : LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life study
LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1522
DATE
05/14/2004 10:08:55 PM
TITLE
[life:001522] ご参考2件
AUTHOR
Kazuhiro Iida <Origin@***.***>
BODY


ご参考まで.(重複ご容赦)



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以下のとおりセミナーを行います。

DNA1分子計測と凝縮転移に関するレビューを含んだ2時間半?3時間程度
の講演をお願いしました。時間と興味と体力のあるかたは御自由に御参加ください。

ささ

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日時:5月18日(火曜日) 15:30 ? 18:00
場所:東京大学駒場キャンパス 16号館 827号室
講演者:村山 能宏 (東大理)
題目: 凝縮転移下における1分子DNAの力学応答

アブストラクト:

生命の基本分子であるDNAは,細胞内で小さく折れ畳まれているが
必要に応じて解きほぐされその情報が読み取られる.
遺伝子発現や複製時の反応機構に,DNAの物理・化学的性質は
どのような影響を及ぼしているのであろうか.
DNAは水溶液中で負に帯電しており,1価陽イオン存在下では
広がったランダムコイル状態にあるが,多価陽イオン存在下では
高度な凝縮形態をとることが知られている.我々は光ピンセットを用いた
1分子計測の手法で,凝縮転移下における1分子DNAの
張力応答を測定した.その結果,凝縮DNAは多価陽イオン濃度に依存して
2つの特異的な力学応答(プラトー特性とスティック・リリースパターン)を
示すことが分かった.
本セミナーでは,前半でDNAの1分子計測(引っ張り,捩じり,酵素反応下
での力学応答等)及びDNA凝縮転移に関するレビューを行う.
後半では上述の実験結果について,力学応答から得られる凝縮エネルギー,
凝縮剤濃度変化に伴うリエントラント転移,応答パターンと凝縮構造
などについて述べる.また余裕があれば,凝縮転移下での対イオン交換,
生体内におけるDNA凝縮構造との関係についても述べたいと思う.


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集中講義のお知らせです。

5月20日(木)、21日(金)の2日間集中講義があります。

講師:大阪大学産業科学研究所 助教授 鷲尾隆先生
場所:茨城大学水戸キャンパス理学部G棟G418
日時:
20日(木)午後2時から午後6時
21日(金)午前10時から正午、午後2時から午後6時

内容:グラフ探査としての化学分子構造解析プログラムの原理と応用について。


長谷川博

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長谷川 博

茨城大学理学部数理科学科
310-8512 水戸市文京2-1-1
Phone: 029-228-8522
Fax : 029-228-8403
e-mail: hhh@***.***

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