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このたび、ＬＩＦＥに加入させていただいた読売新聞の平山と申します。自己紹介
をしろというお話なので、ひと言。
２６，７年前、国際生命の起源学会の取材で京都へ出かけて以来、地球外生命の研
究には多少関心を持っております。関心といっても、時々、本や雑誌を読む程度で、
野次馬、ファンといったところでしょうか。
殺伐とした世の中とはまったく関係がないようなのが何よりの魅力で、科学本来の
姿を保ち続ける数少ない分野の一つと思います。１３日のアストロバイオロジー・シ
ンポジウムを拝聴し、確実なことは何一つわかっていないとわかり、ますます気に入
りました。
いずれは、松井孝典先生のいう「知の体系」に甚大な影響を及ぼすのではないか、
という気もしています。自分の運命に直結する謎解きをしているようなもので、今の
科学で、これ以上にスリルに満ちた分野もないと思っています。
若き日の大島泰郎先生に実験指導をしていただいたこともあるので、あまり若くは
ありません。ＬＩＦＥではＲＯＭに徹し、勉強させていただきます。よろしくお願い
致します。
平山定夫（読売新聞編社集委員）
MAIL pxp07366@***.***
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