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生命の起源 #1362 : LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life study
LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1362
DATE
04/19/2002 08:18:28 AM
TITLE
[life:001362] FW: [seminar:00105] 共同研究集会「数理生物学における力学系の総合的研究」
AUTHOR
Kazuhiro Iida <piyopiyo@***.***>
BODY


ご参考まで.
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以下のように研究集会を開催します.集会は,進化ゲーム理論と数理生物学にお
けるパーマネンス研究の第一人者であるウィーン大学数学科のJosef Hofbauer
の2つの講演と,日本における「数理生物学における力学系の諸問題」を討論す
ることを柱にしております.

参加費無料ですので,多数の方のご参加を歓迎します.最終のプログラムができ
次第,再度情報を流します.

共同研究集会「数理生物学における力学系の総合的研究」のお知らせ

研究集会名:数理生物学における力学系の総合的研究
開催日時:平成14年5月29日(水)?平成14年5月31日(金)
開催場所:統計数理研究所
開催目的:カオスに代表されるように数理生物学における力学系は数学・物理学
者だけにとどまらず,幅広い関心を呼んでいる. その研究は数学・物理学の新し
い分野を切り開くだけでなく現実問題(伝染病の予防、種の多様性や絶滅リス
ク)の解決に有益な指標を与えている.

以下に示す3つの分野を中心として,広く数理生物学における力学系における諸
問題を考えている:

1)力学系: 常微分・差分方程式による手法。生物のパーマネンスを保証する
生態系の構造の解明.免疫系の構造の解明とHIVへの応用など.

2)格子モデル・確率モデル系:生物学におけるパターン形成、生物と確率モデ
ル,モデル生態系と進化ゲーム系.生物の進化やカオス結合系.生物物理学と
の関連。

3)偏微分方程式系と関数微分方程式系:数理人口学と生物学におけるパター
ン形成の数理モデル,時間遅れの入った伝染病モデル・医学モデル・ニューラル
ネットモデル・進化モデルの解析. 環境ホルモンの影響を考慮した個体群生態
系モデルの解析など.

★発表者(予定):
●Professor Josef Hofbauer(ウィーン大):
Robust and nonrobust permanence(1.5 h)
Intermingled basins in two species competition ( < 1 h)

●力学(常微分・差分方程式)系: 難波利幸(大阪女子大)、竹内康博(静
大)、守田 智(静大),梶原毅(岡山大),長谷川孝博(静大),今隆助(静
大)

●格子モデル・確率モデル系:巌佐庸(九大)、泰中啓一(静大),伊藤栄明
(統数研),種村正美(統数研)

●偏微分方程式系と関数微分方程式系:上山(広島大),重定南奈子(奈良女
大),原惟行(大阪府立大),古用哲夫(島根大),宮崎倫子(静大),稲葉寿
(東大),佐々木徹(岡山大),齋藤保久(静大)

★プログラム(案)
5月29日
13:30?15:00 Hofbauer による講演
15:30?17:00 口頭発表者による英語による発表

5月30日
9:00?10:00 Hofbauer による講演
10:30?12:00 口頭発表者による英語による発表
13:00?16:00 口頭発表者による英語による発表

5月31日 (未定)


★一般講演の申し込みについて:
1.講演題目と時間(10分または15分または20分):締め切り4月30日
2.A4で1枚のアブストラクト(PDF形式,ワードでも可,
TeX の場合にはソースファイルをお送りください):締め切り5月15日
申し込み先は静大工学部システム工学科:宮崎,
rinko@***.*** にお願いします

2002年4月15日:静岡大学工学部システム工学科(泰中啓一・竹内康博)

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