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生命であるか無いかを判定する基準を他のスレッドで議論
していますが,火星の場合,生命が存在「したか」どうか
という判定基準が議論されているようですね.
{Mackey, C.P.(1997) The search for life on mars, Origins of
Life and Evolution of the Biosphere 27:263-289.}
を見ると,
火星から来たと思われる隕石(ALH84001)を分析した結果として
1)polycyclic aromatic hydrocarbonが見いだされた
2)炭素同位体分析の結果C^13リッチだった
3)微生物の活動に由来するとみられる磁性粒子,硫化鉄の
粒子が見られた.
4)微生物とおぼしき微化石が見いだされた.
ことをもって,火星に生命が存在した可能性が高いと
言っています.
このうち,1)の有機分子については,生物以外に合成される
ことは無いと考えて良いでしょうか?
それら以外にも生物活動の存在を判定する根拠は
ありますでしょうか?
飯田@NEC
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"Life and Evolution '97"
Kazuhiro Iida,
Fundamental Research Laboratories, NEC Corporation,
34 Miyuki-ga-Oka, Tsukuba, Ibaraki, 305 Japan.
TEL +81(298)50-1142, FAX +81(298)56-6136.
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