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飯田 様 CC lifeの皆様
荒@慶応です
インターネットの情報はひとつのデータ構造体です。普段からデータベースの構築
などを行っていますが、生物学データベースの特徴は、日々ブラッシュアップし、デ
ータの精度、意味抽出力の強化、それを通して世界全体の知識、見識の増強へと
つらなる動的なものです。サイエンスの情報も、ネットで論文がいくらでも集まり、そ
れが世界へと拡散していくことで様々な思いがけない場所に影響をおよぼし、進歩
していくという仕組みになっている思っています。ある興味対象の情報群が集合し
、結合、発展してネットでのマイクロコミュニティーを形成する過程を見ていると、「情
報発信と評価」を超えてそれ自体面白い現象だと思って眺めています。
「生命の起源とは?」
という問いかけがネットの中で成長していけるようなうまい仕組みをつくれば、
研究の裾野もしらずしらずに広がっていく可能性があります。もちろん学会ホーム
ページはその意図で作られてはいるものの、それを中心としたネットでの情報構造体
を作り上げているようなところは、知る限りかなり少ないと感じます。もちろんその
やり方自体スタンダードがあるわけではありません。自由投稿制の様々なネット
図書館などは少しそうした雰囲気がありますが。またこうしたサイトを成長させてい
くことは、それなりの労力と時間も要します。あるサイトを3年くらい育ててますが、
夢は大きく進みは遅くです。でも情熱をそそいでいれば必ず少しずつ成長していくも
のです。
>要は、個人の
>1.探究心(真理(*)にどれだけ近づいたかということ.)、
>2.公共心(情報発信して社会と情報を共有すること)
>が満足されることです.
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