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飯田さん LIFEの皆様
>> 特に、その構造をその部分系自身が作り出し、維持している場合、
あまりたいそうなことは考えてません。とりあえず
膜の材料となる脂質分子が膜の内側のダイナミクスによって補充
されている、という程度のことです。
> 「機能」としての境界とは，何を意味しておられますか？
例えば、リン脂質が集合している、とか、Ca イオンの濃度が
異なっている、といった量ではなく、タンパク質等が移動できない、
といった視点で境界を考える、といった意味のつもりです。
この意味での「境界」があり、それが「閉じて」いるために
その内側が、なんらかの意味で独立した部分系として認識される
ようになると言えませんか？(たぶん、生命に限らず)
(まあ、飯田さんの
>２．生命を議論する対象となる部分系は，物理的境界の内部であって，
> 境界の離散的な分布を形成するメカニズムを保有する
をちょっと言い換えただけになりますが。)
ただ、「階層」をどうやって見分けたらいいかがまだ
よくわかりませんが．．
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東京大学総合文化研究科 広域科学専攻 広域システム系
池上研究室 小野直亮
E-mail: nono@***.***
tel: 03-5454-6833
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