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LIFEの皆様 cc:有光先生
Q.無数の化学反応を統計的に扱う方法?について
2体反応が確率的に最も起こりやすいとして,一般にN個の物質を混ぜると,
NC2(N個から2個取り出す組み合わせの数)の素反応が可能で,この素反応
の産物をさらに要素に加えたN’個の物質で考えると,(NC2)C2で....
という風に,可能な化学反応の種類は,階乗のオーダーで増えてゆきます.
本当に実現する反応は,それより少ないでしょうが,それでもNのべきオーダー
を下らないでしょう.
こうした無数の化学反応の結果として得られる産物の分布を推定する理論的枠組み
ってご存知の方いらっしゃいませんか?
具体的な例では,(化学工業で問題になる可能性があると思うのですが,)
特定の化学物質を合成しようとするとき,副反応が起こって収率が低下する
ことがあると思います.そうした副反応の影響を予測する術ってあるんでしょうか?
ご指導の程よろしくお願いいたします.
飯田 拝
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