LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1399
DATE
06/12/2002 10:50:53 PM
TITLE
[life:001399] Re: 数学的世界と物理的世界のちがい
AUTHOR
Kazuhiro Iida <piyopiyo@***.***>
BODY


稲垣様

飯田:> > 稲垣さんの証明において,時間遅れの増減はどのような影響を
> > 及ぼすでしょうか?
>
稲垣さん> 時間遅れの増減は理論上はそんなに気にすることはなく、
> 「クロック機構」の導入、「信号のバッファ」の導入など、
> 実は工学的工夫でいくらでも対処できます。デジタル回路の

飯田:
私の質問が悪かったと思います.
ベルトコンベアの端に物を載せて,反対側で受けとるような
純然たる時間遅れがあると,系を安定に保とう(ホメオスタシス)としても
行き過ぎが起こって系が不安定になりやすいように思えます.そうした
不安定さを生物が使っていないだろうか?と思ったのが発端で,

稲垣さんの証明の中で,時間遅れがある程度以上になると
ユニバーサルでなくなるとか,逆に時間遅れが短すぎると,
ユニバーサルでなくなるとかそういう結果が得られていないだろうか
とお尋ねしたわけです.(この質問もあまり良くないような (^^;)


稲垣さん> 私の証明はあまり上手に書けていませんし、以前の論文をいくつか
飯田:
このところほとんどお会いしてないので今も続けておられるかわかりませんが,
津田一郎さんが,4?5年前,非線形写像と論理関数の関係について
研究されてたのを思い出しました.(稲垣さんのお仕事とはだいぶ毛色が違うように
思いますが,どこかで関連しているかもしれません.)

飯田一浩


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