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ご参考まで．
-----Original Message-----
From: Chie Uemura [mailto:chie_u@***.***]
Sent: Friday, June 08, 2001 4:48 PM
Subject: Hukuzatsukei Riron Seminar
奈良女子大学複雑系の物理学研究室の植村です。
次回のセミナーの日程が決まりましたので、お知らせ致します。
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第３１回 複雑系理論セミナー
担当：戸田 幹人 氏（複雑系の物理学研究室）
題目：境界領域としての化学反応論
日時：６月１５日（金） １３：００ - １５：００
場所：奈良女子大学理学部 Ｃ棟１４１教室
<<概要>>
化学反応論の研究対象は、可逆な力学で記述されるミクロな領域から
不可逆性が支配するマクロなレベルにまで渡る。これは、化学反応論を
ミクロとマクロの境界領域として研究する必要性を意味する。
特に近年の実験および理論的な研究の進展は、化学反応論を新たな舞台
として、「統計力学の基礎付け」をめぐる問題を提出するとともに、他
方で、多自由度ハミルトン系のカオスとしても新しい課題を提供する。
ここでは、平衡系の統計力学に基付く統計的反応論を越え、力学系に
立脚した新たな反応過程論の建設に向けて、これまでの研究を振り返り
今後の展望を探る。
<<参考文献>>
境界領域としての化学反応論
「オープンダイナミックスの諸相」研究会の予稿
http://minnie.disney.phys.nara-wu.ac.jp/~toda/open01/open01.html
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奈良女子大学大学院 複雑系の物理学研究室
植村 千絵
E-mail: chie_u@***.***
http://minnie.disney.phys.nara-wu.ac.jp/index.html
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