LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1200
DATE
10/02/2000 04:50:58 PM
TITLE
[life:001200] [CFP] 新しい計算パラダイムシンポジウム
AUTHOR
Masayuki HIRAFUJI <hirafuji@***.***>
BODY


平藤@農研センターです。
クロスポストです。重複して受けとられた方は平に御容赦下さい.

以前お知らせした 新しい計算パラダイム ?量子/分子コンピュータ
最前線?ですが,締め切りが延びました.
進化等ソフトコンピューティング系も可です。

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下記情報処理学会「第7回MPSシンポジウム」の論文追加募集を行います.既に
多数の申込みを頂いておりますが,ポスター講演の申込みが若干少ないため,
ポスター講演を中心に追加募集を行います.勿論,一般講演のお申し込みも受
付させて頂きます.下記要項に従って,10月6日までに奮ってお申し込み下さ
い.
MPSシンポジウム実行委員会

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情報処理学会「第7回MPSシンポジウム」論文募集
新しい計算パラダイム ?量子/分子コンピュータ最前線?

開催日,開催場所
平成12年12月14日(木),15日(金)
NKK本社 2F大会議室
(東京都千代田区丸の内1-1-2)
[http://www.nkk.co.jp/jigyosho/shisha/honsha.html]


主催
情報処理学会 数理モデル化と問題解決研究会


 「数理モデル化と問題解決(MPS)」研究会では次の要領で第7回目のMPSシ
ンポジウム「新しい計算パラダイム?量子/分子コンピュータ最前線?」を開
催します.

ノイマン型コンピュータの限界が囁かれるようになって随分とたちますが,シ
リコン上の従来型プロセッサは,既に理論的限界にかなり近いところまで進化
してきています.21 世紀を目前に控えた今日,そのブレークスルーをなす
「新しい計算パラダイム」が強く求められています.現時点で,その「新しい
計算パラダイム」の双璧として,量子計算とDNA計算を挙げることが出来るで
しょう.

量子計算は Feynman によりその動作原理の予測が行われた後,Deutsh により
量子チューリングマシンと量子回路が提案されましたが,以後停滞時期に入り
ました.最近になって,Shor は因数分解問題と離散対数問題を量子チューリ
ングマシン上で効率良く実行できるアルゴリズムを具体的に提案したことから,
国内外の企業も次々と量子コンピュータの実現に向けて研究を活性化し,量子
計算研究は現在最もホットな研究分野の一つとして認知されるに至っています.

一方,Adleman により提案された DNA 計算は,最近のヒトゲノム解析ブーム
とも相まって社会の注目を集め,その具体的な実現系/システムとしての分子
コンピュータは,単に超並列性だけを目指したものではなく,ナノ・テクノロ
ジーを直接用いた極小エネルギーによるコンピュータという観点からの,微小
加工各種技術への応用としても,極めて多くの分野から注目を集めています.

本シンポジウムでは,これらの新しい計算パラダイムに関する,計算理論,ア
ルゴリズム,デバイス実装技術,システム実装方法,適用可能な応用事例など
についての多分野の研究者による交流を通じて,新しい計算パラダイムに関す
る学問的進歩に貢献するとともに,その実現可能時期,応用可能時期に関する
予測を求めることを目的とするものです.また,9月4日現在,基調講演者とし
て AT&T の Peter Shor 博士に依頼を行っています.

 本シンポジウムで発表された研究は,一般論文または事例報告として論文誌
「数理モデル化と応用」シンポジウム特集号(2001年夏頃発刊予定)に投稿す
ることができます(別途査読あり).



論文募集要項

 本シンポジウムのテーマは「新しい計算パラダイム ?量子/分子コンピュー
タ最前線?」です.募集する論文は,新しい計算パラダイムに対する基礎理論,
実装技術,応用を対象としたものです.特に次のようなトピックスは歓迎しま
すが,これ以外のトピックスも奮ってご応募下さい.
(1)量子/DNA計算理論,アルゴリズム
(2)量子/DNA計算のためのデバイス技術
(3)量子/分子コンピュータ実装技術/予測
(4)量子/分子コンピュータ応用事例/予測
(5)その他先駆的な計算理論,計算機システム

論文形態
 本シンポジウムでは一般講演とポスター講演を行います.ポスター講演では
学術的内容だけでなく事例報告なども広く募集し,コンピュータシミュレーショ
ンなどのデジタルポスターも歓迎します.
 また,一般講演,ポスター講演とも英語での発表を積極的に受け付けます.

応募方法
(1)一般講演,ポスター講演とも,日本語もしくは英語で,講演分類(一般,
ポスター),題目,著者,発表者,所属,連絡先(住所,電話,FAX,
E-mail),概要(300字程度),キーワード(5つ程度)を明記して
下記申込先までE-mailでお申し込み下さい.
(2)一般講演に応募の場合,上記(1)に加え,日本語もしくは英語で,A4,
1枚程度の詳細な概要(キーワード,参考文献を含むこと,図や式など
必要に応じて加えること)を下記申込先までE-mail(テキスト,もしく
はPS/PDFファイルを zip 等で圧縮したもの)でお送り下さい.
(3)応募論文は提出された詳細な概要に基づいて審査の上,採否が決定され
ます.
(4)採択された一般講演は,シンポジウム論文原稿を研究会予稿と同様の形
式で提出していただきます.ページ数は8ページ以内とし,超過ページ
については追加料金を頂きます.
(5)採択されたポスター講演のシンポジウム論文原稿は1?4ページとし,
超過ページについては追加料金を頂きます.

スケジュール 
 応募締切 平成12年10月6日(金)
 採否通知 平成12年10月13日(金)
 カメラレディ最終論文提出締切 平成12年11月10日(金)

申込/照会先 
〒630-8506 奈良市北魚屋西町
奈良女子大学理学部情報科学科
城 和貴
Tel/FAX: 0742-20-3443
E-mail: joe@***.***

最新情報は http://www.ipsj.or.jp/sig/mps/ をご覧下さい.

以上です.


Masayuki HIRAFUJI, Ph.D. (hirafuji@***.***)
Computational Modeling Lab.(http://model.narc.affrc.go.jp/)
NARC Tukuba 305-8666 Japan
Phone:+81-298-38-8986 FAX:+81-298-38-8551
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