LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1178
DATE
07/06/2000 12:16:29 AM
TITLE
[life:001178] Re: Magnetochiral photochemistry
AUTHOR
"Kazuhiro Iida" <iida@***.***>
BODY


三田様 LIFEの皆様

三田さん:どうもありがとうございました。
円偏光では、反応物ごとに光の吸収波長が異なったり、円2色性の符号が波長に依存
したりすることを考えなければなりません。溶媒のDCにまづ作用することは、ある
程度の空間的範囲で同様のキラルな効果を期待でき、非常に面白いですね。
円偏光を用いた実験の準備をしている身には、大分影響がでそうです。早く届かない
かな(自分で購入すればいいんですが)。

飯田:
私は,溶媒の誘電率がk・Bに依存するとして,それがどうしてキラル選択性に
つながるのか,理解できてません.溶媒が誘電率に関して異方性を持つこと
になると思うのだけれど,それがもとで,分子間のダイポール相互作用に局所
的な差ができて,それがもとで各光学異性体がそれぞれ k の方向から
違った分量だけ傾いたりして,それがもとで各光学異性体ごとの光の吸収量,
ひいては分解量がちがってくるとか..そういうことでしょか?
三田さんわかりますか?

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