LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1117
DATE
12/03/1999 10:26:25 AM
TITLE
[life:01117] FW: 構造ゲノム科学フォーラム
AUTHOR
"Kazuhiro Iida" <iidakek@***.***>
BODY


LIFEの皆様
メンバの前田さんから特急便のお知らせです.

-----Original Message-----
From: MAEDA [mailto:mmaeda@***.***]
Sent: Friday, December 03, 1999 10:11 AM
To: iidakek@***.***
Cc: MAEDA
Subject: 構造ゲノム科学フォーラム

前田@生物研です。

今日になってしまいましたが、こんなセミナーがあります。
外部にもオープンになっているそうですので、ご興味があればどうぞ。

================================
フォーラム「Structural Genomics(構造ゲノム科学):構造生物学とゲノム研究の
融合を考える」のご案内

 種々の生物におけるゲノム解析の進展は生物科学の方法論、研究方向に基本
的な変革をもたらしています。一方、タンパク質を中心とした生体分子の機能をその
立体構造を通じて解き明かそうとする構造生物学研究の領域も現在急速に発展し
つつあります。今後のゲノム研究の中心的な課題は、塩基配列解析から明らかにさ
れる個々の遺伝子の機能をどのようにして解明するかということですが、1次構造の

似性解析から機能の推定が可能な遺伝子には限りがあります。最近、機能未知の
遺伝子産物を大腸菌などで大量発現し、その立体構造を解くことによりその機能が
明らかになったり、関連するタンパク質との分子進化的な関係が分かるような事例も
増えてきています。こうした中で、ヒトゲノム研究プロジェクトでは構造ゲノム科
学をゲノム研究の重要な構成要素と位置付け、横浜のゲノム研究センターに大型
NMR20台を導入して本格的な研究を開始しようとしています。こうした研究領域を

ネゲノム研究とどう関連させながら発展させるかは、我々にとっても重要な検討課題
と考えます。
このような議論を進めるため、下記のような内容のフォーラムを計画しました。今回

フォーラムでは本研究分野の現状と今後の展望などについて、2名の演者から話題提
供をしていただいた後、フリーデイスカッションを行いたいと思います。ゲノム研究
関係者
や蛋白研究に関連される方はじめ、多くの方の参加を期待いたします。奮ってご参加
ください。

日時:12月3日(金)14:00?
場所:生物研第2本館3階大会議室
話題提供:

(1)中村春木(大阪大学蛋白質研究所教授)
「構造ゲノム科学のめざすもの」

(2)山崎俊正(生物工学部・染色体操作研)
「機能未知タンパク質の構造解析 ー立体構造から分子機能を解明するー」

世話人:渋谷直人(8360)、肥後健一(7011)
================================

_/_/_/ 疾不必生 徐不必死 _/_/_/
_/_/_/ M. MAEDA _/_/_/
_/_/_/ mmaeda@***.*** _/_/_/


-----
Go to page top