LIFE Mailinglist Archive for the Origins of Life Study

ID
1092
DATE
10/06/1999 01:10:59 PM
TITLE
[life:01092] FWD: monitoring single molecule
AUTHOR
"Kazuhiro Iida" <iidakek@***.***>
BODY


ご参考まで.1分子モニタリング.

(許可を得て転記.)

-----Original Message-----
From: nah@***.*** [mailto:nah@kapiw.sci.ibaraki@***.***]
On Behalf Of Naoko NAKAGAWA
Sent: Sunday, October 03, 1999 7:15 PM
To: seminar@***.***
Cc: nah@***.***
Subject: 水戸数理現象セミナーのお知らせ


水戸数理現象セミナーのお知らせ


日時: 11/10 (水) 17:00 -- 18:30

場所: 茨城大学理学部第6講義室

講師: 徳永万喜洋(国立遺伝学研究所)


アブストラクト:

生体分子モーター1個の反応と動きを追う

 生体分子がどのようなメカニズムで働くのか,個々の分子
が機能しているところを直接観ることができる1分子技術
が誕生し,酵素反応の1分子イメージング,生体高分子1個
の捕捉と操作,分子間相互作用の1分子計測が可能となっ
た.また、光の輻射圧を使ってカンチレバー(走査プローブ)
のゆらぎを止めて高感度計測する、分子間力顕微鏡を開発
し、疎水表面間に200nmにわたる長距離力が計測された。
 アクチン・ミオシン分子モーターに関する1分子計測により,
分子内にエネルギーを貯めるという新しい分子機構の存在や,
ATPを1個分解する間にミオシン頭部1分子がアクチン上を複数回
ステップして動く事が発見された.非対称な酔歩による確率的
な分子機構であることを示している。



このセミナーに関するお問い合わせは以下まで。

中川尚子

〒310-8512 水戸市文京2-1-1
茨城大学理学部数理科学科数理物理学講座
TEL: +81-29-228-8360
FAX: +81-29-228-8403
e-mail: nah@***.***




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集中講義のお知らせ

11/9 -- 11/11 に、国立遺伝学研究所の徳永万喜洋さんによる集中講義が
茨城大学理学部にて行なわれます。
徳永さんは ERATO の柳田運動子プロジェクトにて、モータータンパクの
1分子プロセスに関する研究を勧められた方です。
物理や応用数学の人向けに、生体分子の話をして頂くようお願いしています。
興味をお持ちの方は、是非御参加下さい。


中川尚子

〒310-8512 水戸市文京2-1-1
茨城大学理学部数理科学科数理物理学講座
TEL: +81-29-228-8360
FAX: +81-29-228-8403
e-mail: nah@***.***


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(時間割)

11/9
13:00 -- 14:30 講義
15:00 -- 16:30 講義

11/10
10:00 -- 11:30 講義
13:00 -- 14:30 講義
15:00 -- 16:30 講義

11/11
10:00 -- 11:30 講義
13:00 -- 14:30 講義
15:00 -- 16:30 講義


(場所)

茨城大学理学部第6講義室


(アブストラクト)

「生体分子序論」

生命の営みを分子の言葉で記述しようというのが今世紀の生命科学の大き
な流れである。では、どのようにして生命現象を担う分子について知るこ
とができるようになり、どのような分子の描像が得られているのであろう
か。入門的に、
0) 生体分子の概観
1) 立体構造を知る
2) 生体分子の単位系
3) 分子1個の機能を追う
4) 生体分子モーター
について紹介する予定である。



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