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ごぶさたしております、小野＠東大総合です。
飯田さん>
> 「人間が観測可能」は，読者を限定せず（宗教関係者も含めて）
> に書いていた時の残骸で，LIFE購読者向けのデータとしては
> 当たり前過ぎますね．異論なければ削らせていただきます．
和田さん>
> 僕的には観測という問題が生命現象に対して極めて本質的
> である、と考えています。てゆーか、「生命って何？」と
> 問われたら「生きてるように見えるものは全部生命」と
> 答えます。
> #故に人によって同一物が生命になったり機械になったりもする
「生命のように見えるもの」が生命の定義だ、という広い観点からすれ
ば、「人間が観測可能」は本質的な条件だという和田さんの主張に賛成で
すが、あのリストの目的が「現存の生物の特徴を整理すること」であるの
でしたら、観測可能であることはすでに前提のはずですから、削っても、
あるいは削ったほうがいいと思います。
私もざっと読ませてもらいましたが、いささか違和感を感じたのは、
＃１７．（刺激反応性に関するもの）
の内の、
「生き残ろうとする性質がある」
でしょうか。
他の項目が物理化学的な記述に留まろうとしている中で(「知性がある」
あたりも微妙ですが)この言い方を許してしまうと、
議論が検証可能な世界を離れて発散してしまう怖れがあると思うの
ですが、いかがでしょうか。
おそらく、普通の固体のような静的／熱力学的な安定性だけではない、
フィードバック等を含む動的な安定性があることを強調したかったので
はないかと思うのですが、そのような項目は他にあるようですし、この
項目は保留しておくべきなのではないでしょうか？
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